きのうは永代経・門信徒追悼法要の日。『永代経』は末永くこのみ教えが続きますように、との思いでお参りをさせていただく法要。そのみ教えを聴かせていただく場所、つまり『お寺』というものは、昔から御門徒さんと地域の方々に支えられてきた。本堂にも、いろいろなものを寄贈してくださった方々の名前がズラリ。旧西光寺が火災に見舞われた時、御門徒さんをはじめ、実に多くの方々から御懇念を頂戴し再建したという記録もある。お寺が現在地に移転し今年で44年目。昨年の改修工事は無事に終わり、先日は屋根の塗装も終了した。そうすると不思議なもので、手直しをしていない部分が目立ち『次は本堂玄関前の階段かなー』とか『駐車場がもうちょっと綺麗になれば』とか『この看板も塗装だけはした方が』など、いろいろなお声をいただくようになった。嬉しいことだ。そんな風にして、御門徒さんの手で守られてきたのが、このお寺。
末永く続くように。そのような思いが総代さん、ご門徒さん達からひしひしと伝わってくる。
今回の御講師は妹背牛町、法忍寺御住職、渡辺雅俊さん。柔らかな語り口で終始穏やかな渡辺さんのお話しは、改めて『永代経』の意味を考えさせられる内容だった。一年の中でお亡くなりになられた御門徒さんを偲びながら、今あるお寺を支えて下さったその御懇念に感謝を申しながらみなさまとともにみ教えをきかせていただく、貴重な日となった。
改めて、お話しくださった渡辺ご住職に感謝を申し上げます。お忙しい中、最北の地まで足をお運びくださり大変ありがとうございました。
永代経・門信徒追悼法要
